世界糖尿病デー

更新日:2023年11月15日

世界糖尿病デーとは

国連が正式に認定している世界糖尿病デーは160か国が参加し、糖尿病予防や治療継続の重要性について周知するキャンペーンを行っています。

糖尿病は、世界で5秒に一人の命を奪います

糖尿病は一般的に死に至る病気という認識は薄いですが、年間500万人以上が糖尿病の引き起こす合併症が原因で死亡しています。

 

日本国民の15%が糖尿病予備軍と推測されています

2016年に実施された糖尿病実態調査によると、日本には約1000万の「糖尿病が強く疑われる人」が存在します。さらに、「糖尿病の可能性を否定できない人」も約1,000万人おり、合計で総人口の15%を超える約2,000万人の糖尿病患者および予備群がいると推定されています。

早期発見・早期治療が大切ですが・・・

医療機関や健診で糖尿病といわれたことのある人の中で、「治療を受けていない」人の割合は、特に男性の40~49歳の働き盛り世代で最も高く、約5割が未受診または治療中断という状況です。糖尿病には痛みなどの自覚症状が少ないことから、疑いがありながらそのまま治療を受けないケースが多くあることが、その要因と考えられています。

糖尿病の克服のためには

1.発症予防(欠食や一度にたくさん食べることを避ける、副菜からゆっくり食べる、ウォーキングなどの運動と糖を消費するための筋肉をつけるなど)

2.健康診断による早期発見

3.適切な治療継続

が重要です。

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