少子化を見据えた学校規模の適正化・適正配置について

・少子化を見据えた学校規模の適正化・適正配置の取組については、第6次御浜町総合計画前期基本計画において、「御浜町学校規模適正化計画(仮称)」を令和7年度までに策定することとしています。

・町内の小・中学校を取り巻く状況は、「急激な少子化の進行」、「防災上の懸念」、「施設の老朽化」などが深刻な課題となっており、令和3年度から同計画の策定に取り組んできました。

・教育委員会では、これまで各学校運営協議会での協議、保護者アンケートや説明会の実施など、保護者の皆さんのご意見を中心に2年余りの協議、検討を重ねてきました。

・これまでの協議や保護者の皆さんのご意見等を踏まえ、町長は令和5年12月4日に開催した令和5年度第2回御浜町総合教育会議において、次の「少子化を見据えた学校規模の適正化・適正配置にかかる基本的な方向性」について提案し、同会議で承認されました。

少子化を見据えた学校規模の適正化・適正配置にかかる基本的な方向性

(1)今後も児童生徒数が減少していくという状況を踏まえ、子ども一人ひとりの個性やニーズに応じて学校を選択できるよう、町内の校区を自由化し、小学校・中学校ともに、それぞれ規模の大きな学校と小さな学校の2 校ずつに統合する。

 

(2)統合する場合、通学距離が長くなるので、通学用のスクールバスを運行する。また、スクールバスを運行する場合は、できるだけ保護者に経済的負担をかけないように配慮する。

 

(3)町内小中学校の防災上の課題や、校舎老朽化の課題を解消するためにも、近い将来、新校舎の建設に取り組む。

・令和6年2月13日に開催した令和5年度第3回御浜町総合教育会議において、「基本的な方向性(1)」の具体化案を保護者や町民のみなさまに提案し、アンケート調査にてご意見を伺うことも承認されました。そのアンケート集計結果は、次のリンク先からご覧ください。

「基本的な方向性(1)」の具体化案・アンケート集計結果(PDFファイル:404.2KB)

・令和6年5月22日に開催した令和6年度第1回御浜町総合教育会議において、このアンケート調査結果も参考にして、次の「基本的な方向性(1)」の具体化案が承認され、「基本的な方向性(3)」の具体化案についても協議されました。

「基本的な方向性(1)」具体化案

基本的な方向性(1)の具体化に向けて

 

*規模の大きな小・中学校について

「御浜小・阿田和小・神志山小の3校、阿田和中・御浜中の2校をそれぞれ統合する形で規模の大きな小学校・中学校を設置する方向で検討する」

 

*規模の小さな小・中学校について

「既存の尾呂志学園小・中(小中併設校)を継続使用する方向で検討する」

・今後も「基本的な方向性(3)」、「基本的な方向性(2)」の具体化案や「御浜町学校規模適正化計画(仮称)」の素案に関するアンケート調査にも協力をお願いする予定にしています。町民のみなさまには、それらの調査結果等も町HPなどでお知らせしていく予定です。

 

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